2018年11月7日~14日モンゴルウランバートルに滞在して、馬頭琴の試験を受けてきました。
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11月12日(月)コンセルバトワールにて。テンゲルホールと国の担当省庁が監督する馬頭琴の試験・2ndSTEPに合格
試験監督:
イルデネバト(作曲家「モリントゥブルグーン」が有名)先生、
ジャルガルマー先生(シャンズ(モンゴル三味線)奏者、コンセルバトワールの先生)、
ムンフジャルガル先生(ピアニスト、国の担当の先生)
ピアニスト:サウガ先生
演奏曲:
1、Barkapola 作曲Tchaikovsky(ピアノ伴奏)
2、Argamag Khulgiin Khurdaarアルガマグ フルギーン ホルダール
(作曲者Altangerel氏の本ピアノver)
3、Durvun oirdiin uria 4つのオイラト族の旋律
(コンセルバトワール、バトオチル先生の教室所有の皮の馬頭琴/5度調弦)
追加曲:Norwegian Wood ノルウエイの森 The Beatles(3の皮の馬頭琴で)
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(私自身のための覚え書きのようになります。長くなりますので、お時間ある方はどうぞ。)
2018年11月7日~14日モンゴルウランバートルに滞在して、馬頭琴の試験を受けてきました。
8月にバトオチル先生が来日した時にお話しをきき、ぜひ、受けてみたいということでご相談して、10月に実現しました。
私立のバトオチル先生の音楽教室「テンゲルホール」と「モンゴル国」の両者がだしてくれた合格証です。「コンセルバトワール」として教育の機会、機関の裾野を広げるような意味があるようです。(それぞれ、モンゴル語で受験資格や合格した時の資格など詳しく決まっているそうです)
1st,2nd,3rdの段階があり、バトオチル先生に師事し、テンゲルホール在籍が10年なので、1stを免除していただき、2ndから受験しました。(バトオチル先生に習う前に2002年から内モンゴルの馬頭琴を勉強していました)
試験監督は、テンゲルホールの先生は入らず、
モリントゥブルグーンの作曲で有名な作曲家イルデネバト先生、
シャンズ奏者のコンセルバトワールの先生ジャルガルマー先生、
国の担当者としてピアニストのムンフジャルガル先生
の3人。
曲はクラシック、ピアノ伴奏の現代的馬頭琴曲、タタラガの3曲で、これも8月の先生の来日時にご相談して、少し多めに準備して、UBについてから決まりました。
クラシック曲「バルカロール」は、指使いやどちらの弦でひくかなど日本で練習してきたものを変更する必要があり、対応が難しかったです。ピアノ伴奏のあわせもUBについてからでした。コンセルバトワールの教室で練習していたら、学生さんが「バルカロール練習しているの?」といって、私に丁寧に弾いて見せてくれました。そういう優しさが、日本から勉強にいった私にはありがたいです。
「Argamag Khulgiin Khurdaarアルガマグ フルギーン ホルダール」は、日本でピアノ伴奏で演奏する場合、琴の楽譜をそのまま弾くことが多いのですが、今回は、作曲者Altangerel氏の本のピアノverでした。事前には決まらず、3日目にピアノの先生にお会いして、決まりました。ロシア現代音楽の影響か、ジャズとは違ったテンションをつかったダイナミックなかっこいい素敵な伴奏でした。ただ、聴いたことがなかったので、3日目にピアノの先生とバトオチル先生が弾いて下さったのを録音して、タイミングなど覚えました。
審査員の先生からは、モンゴルでも上手な人たちが弾く難易度の高い曲をよく理解して弾いているとコメントを頂きました。
「4つのオイラト族の旋律」は、コンセルバトワールのバトオチル先生の部屋にある皮の馬頭琴をお借りしました。お借りした楽器での演奏で、弦の太さやネックの長さに慣れない感じはありましたが、皮の馬頭琴の音色を楽しみました。
モンゴルの審査員の先生方は、日本人が「5度調弦」の「皮」の馬頭琴でこの曲を弾いていることに、少し驚いて高く評価して下さったようです。
諸々の事情があり、先の2曲は、馬頭琴は用意していただいていた新しい馬頭琴を弾きました。なかなか仲良くなるのに時間がかかりました。
11月7-14日の滞在で、7日は夜到着、14日は早朝飛行機出発なので、実働6日。レッスンはテンゲルホールとコンセルバトワールで。
1日目:馬頭琴レッスン
2日目:馬頭琴レッスン
3日目:ピアノ伴奏つき馬頭琴レッスン
4日目:ピアノ伴奏つき馬頭琴レッスン
5日目:試験
6日目:これからの課題曲をもらう馬頭琴レッスン
という充実のスケジュールでした。
途中、モンゴルのコンサートにいったり、お食事につれていってもらったり、バトオチル先生やボロルマーさん、ご家族には本当にお世話になり、感謝しています。ちょうど、チンギスハーンの誕生祭の時期で、学校がおやすみになったり、街が賑やかだったりする時期でした。
ずっとUBにいたので草原や田舎にいけなかったのと、スケジュールの関係でUBでお会いしたい方たちに連絡したりする余裕がなかったのは、残念でした。
今回はとても貴重な経験ができました。
今回のUBと9月のカザフスタンの影響か、馬頭琴だけでなく、音やフレーズのとらえ方が変わったようで、いい意味の小さな違和感が続いています。
また、なかなか先生に会える機会がすくないので、課題曲を頂いてこられたのも、大きいです。3rdSTEPもありますので、また準備して、試験を受けに行きたいと思います。
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